金買取ガイド高価買取業者をリサーチ 金買取ガイド高価買取業者をリサーチ

金が日本美術に与えた影響

西洋・東洋芸術は互いに影響しあい時に競合しながら独自の芸術を開化させてきました。
金箔画で有名なグスタフ・クリムトは江戸の代表画家・尾形光琳に大きな影響を受けたと言われています。金を使用した日本の建築・絵画をご紹介しましょう。

中も外も金箔!鹿苑寺の金閣寺

京都市北区にある金閣寺は正式名称を鹿苑寺と言い、足利義満が建てた室町初期の北山文化を代表する建築物です。3階建ての各階ごとに建築様式が異なっているのが大きな特徴。外装・内装ともに金箔で覆われる様は見事で季節折々の姿を楽しませてくれます。特に空気の澄んだ冬の鏡湖池にうつる「逆さ金閣」は絶景です。

昭和25年、一度金閣寺は放火により焼失しましたが政府や市、各地からの寄付で昭和30年には復元しました。そののちも修繕作業が繰り返し行われ平成6年には世界遺産として登録されました。金閣寺放火事件を三島由紀夫がモチーフとして扱い「金閣寺」というタイトルで出版しているのは有名な話ですね。今も国内外問わず人々が訪れる人気スポットです。

豪華の極み・秀吉の黄金の茶室

観る者を圧倒する全て金箔で作られた豊臣秀吉が建てた黄金の茶室。壁・天井はもちろん柱まで金箔で覆われ、黄金の台子や皆具まであったと言われています。秀吉が天下統一したのちに作られたもので、正に秀吉の絶対的な権力の象徴だったと言えましょう。

侘び寂びの世界観とは程遠い豪華絢爛なその様から千利休は建築に関わっていなかったという説が濃厚とされていましたが、昨今ではやはり関わっていたのでは無いかという見方が強まっています。現在、MOA美術館、大阪城天守、石川県金沢市の箔座など全国各地に茶室が再現されています。

尾形光琳は西洋へ大きな刺激を与えた

風神雷神図でお馴染みの尾形光琳は平面上で絵が描けるものならば何でも描く多面性も持っていました。屏風はもちろん、扇子や団扇、蒔絵、すずり箱といった工芸品の絵づけまで手がけたという器用さです。最新の研究で『八橋図屏風』では屏風全体に下地として金箔を用いて更に上から描くという工程で制作されていた事が判明。なんともリッチな屏風ですね。
光琳の装飾的ながら洗練された画風や構図は「琳派」という画派としてのちの画家達に受け継がれていきました。今でも金箔を用いた日本人画家は大仲千織や大槻透など数多く存在します。初心者でも簡単にできる金箔絵画教室なども開催されているのでご興味のある方は一度参加されてみてはいかがでしょうか?

圧倒的な存在感と美しさで建築・絵画にも大きな影響を与えた金は今後も様様なアーティストにインスピレーションを与え続けることでしょう。

金買取ガイドのTOPページへ